11月23日 Study – Linux×CentOS サーバー基盤構築勉強会

研修テーマ:基盤構築 実装スキル

日時:2022/11/23
目的:システム基盤のサーバー構築の設計、実装を学ぶ

【内容】

・稼働中のトラブル、アクシデントに対応できるよう冗長化した基盤構築
データベースサーバーを2台、WebAPサーバーを2台にすることにより、どちらか一方のサーバーが落ちても稼働を止めることなく運用できる。

・サーバーを冗長化するにあたり、監視や運用をするサーバーも必要になる
ロードバランサ、データベースクラスターや運用管理サーバーなどの構築も学んだ。

・Linuxの基本
仮想環境でサーバー構築する場合は、Linuxを使うことがほとんどであるため、Linuxのファイルやディレクトリ操作、コマンドを知ることは必須である。

・サイジングやパラメータ設計
構築する上で必要なスペックの把握が大切。スペックが不足してトラブルが起きないようにするのはもちろん、オーバースペックにより予算に負担がかからない設計方法を学んだ。

・性能測定および改善
Webページにアクセスするのにどれくらいの時間がかかるか等、非機能要件の部分を把握し、原因の特定および改善をする。

【所感】

アプリ開発をするにあたり、プログラムの作成やコーディングも大切だが、アプリケーションの土台となるシステム基盤は運用していく上でさらに大切な部分。
どんなに見栄えのよいアプリケーションを作っても、アクセスの集中やサーバーの不具合などによりアプリケーションの稼働が止まってしまっては意味がない。
そのために正しい構成を設計することが大事だと感じた。
また、実際に7つのサーバーを動かすことにより、クライアントが利用できるまで裏側ではどのような動きをしているか学び、それぞれのサーバーにはその役割を担うミドルウェアが存在するが、その知識も増やすことができた。
普段利用しているWebアプリなどでは当たり前に感じてしまうが、ページをリクエストしてからどれくらいの早さで表示されるかなど、使う側にとっては非常に重要な部分を作っている。